この記事の要点

調べてみると、中学受験の日程管理は、入力と修正のしやすさ、印刷、家族との共有、外出先で見る方法の4つで比べると選びやすくなりそうです。費用と、学校の日程を誰が確かめて入力するかも一緒に確認してください。

  • 表を自分で整えたいなら表計算、家の一か所に見せたいなら手書きが合う。
  • 専用アプリには模試の成績や説明会の記録、学校情報の検索まで扱うものもある。
  • hitomeruは2027年入試の併願予定を自分で登録し、PDFやスマホで見る手段。

何で管理すればいいんだろう

受ける学校の候補が増えると、出願・試験・発表・手続きの日付が一気に増えます。これを何で管理すればいいのか。Excelか、ホワイトボードか、アプリか、手帳か。迷ったので、使えそうな手段を同じ観点で比べてみました。

先に書いておくと、比べた中のhitomeruは私が作っているツールです。ほかの手段より良く書きすぎないよう、hitomeruが向かない場合も書きました。

  • Excel・
    スプレッドシート
  • ホワイトボード
  • 専用アプリ・
    Webツール
  • 手帳・
    紙のカレンダー
  • hitomeru
5つの管理方法を、まず道具の違いだけで並べました。本文では入力・修正、印刷、共有、スマホでの見やすさを比べます。

5つの手段を同じ観点で比べる

比べてみて、選ぶ前に決めておいたほうがいいと思ったのは、どこで見たいかです。家の壁で全員が見るのか、付き添う人が外でスマホを開くのか。次に、変更があったとき誰が直すか、紙に出すかを考えます。表の「費用」は確定価格ではなく、何の費用を確かめるかです。

表1 入試日程を管理する5つの手段(2026年9月27日確認)
手段費用の確認入力・修正印刷家族との共有スマホで見る
Excel・スプレッドシート使うソフトや契約を確認列と表示を自分で作る。並べ替えや修正ができる印刷範囲とレイアウトを自分で設定[2]クラウド上の共同編集は条件つき[1][3]対応アプリやブラウザで見る
ホワイトボード板とペンの購入額その場で書き直す。履歴は別に残す直接は印刷できない同じ場所で見る。遠方なら写真等が必要板そのものは持ち歩けない
手帳・紙のカレンダー手帳や印刷代手書き。変更の多さに応じて書き方を工夫原本は紙。複製は別に作る渡す、写す、写真に撮る携帯するか写真で見る
専用アプリ・Webツール製品ごとの料金体系設計された入力欄。項目は製品による製品ごとに確認製品ごとに権限や方法を確認対応端末・表示を確認
hitomeru無料入試回ごとに手入力。学校日程の自動取得なしA4横の表・タイムライン・カレンダーのPDF保存用URLで共同編集、閲覧用URLは見るだけスマホの日付順で見る

表計算の共同編集は「Excelなら何でも同時に書ける」という意味ではありません。Microsoftは対応する版や保存先などの条件を説明しています[1]。Googleスプレッドシートは共有時に閲覧・編集などの権限を設定できます[3]。ファイルをメールで送り合う方式なら、どれが最新版かを別に決める必要があります。

日程をどこで読むかで選ぶ

自分の表を細かく作るならExcel・スプレッドシート

列の順番や色、並べ替え方を自分で決めたい人に向きます。ゼロから作らなくても、Z会は受験シミュレーションと出願管理の手書きPDF・Excelシートを配布しています[4]。配布物を使う場合も、列が自分の出願先の必要事項を含むか、年度の見本をそのまま日程に使っていないか確認します。Z会の掲載ページは記入見本が2026年度入試のものだと示しています[4]。

家の一か所で確認するならホワイトボードや紙

毎日通る場所で目に入ることが利点です。コクヨにも予定表用ホワイトボードの製品例があります[5]。ただし、板を見られない付き添う人へは内容を別に渡す必要があります。予定が変わるたびに写真を送り直すなら、その負担も選ぶときの条件にしてください。手帳は持ち歩けますが、家に貼った表と二重に書く場合は更新の順番を決めます。

色々な特徴がある「専用アプリ」

中学受験を管理するために各社色々なアプリも提供しています。中学受験向けのアプリには、模試の成績や偏差値の推移を記録できるもの、学校説明会で聞いたことや、実際に見て感じたことを学校ごとにメモできるもの、さらに、提供元が中学校の情報や入試情報を用意し、学校ごとに表示したり条件を指定して探せたりするものもあります。

PR|自社ツールの紹介

併願予定の登録に絞るならhitomeru

hitomeruは、併願予定の登録と確認に特化した無料ツールです。出願・試験・発表・手続きの日時を入れ、PDF印刷や家族とのURL共有もできます。

架空の校名と日程で作ったhitomeruの予定表。PCでは表、スマホでは日付順の予定を表示
架空の校名・日程で作った5校6回の見本。PCでは表、スマホでは日付順を表示(2026年9月28日撮影)。

紙とスマホの両方で同じ入試日程を読みたい場合は、hitomeruで入力してPDFを作れます。予定表を作る

hitomeruが向かない場合もある

学校の日程を自動で集めてほしい人には向きません。募集要項を見ながら自分で日時を入れます。2027年以外の入試に使いたい人、自由な列や計算式で自作の管理表を作りたい人にも表計算などのほうが合うことがあります。印刷をせず手帳1冊で十分な人なら、道具を増やす必要もありません。

逆に、候補の学校が増え、出願・試験・発表・手続きを日付順で読み直したいなら、専用の入力欄を使う意味があります。どの道具でも、学校の日程が変更されたら元の募集要項や学校の連絡を確認し、自分の表を直してください。

選んだ道具には、まず4種類の日時を書く

最初に書くのは各入試回の出願締切、試験日と集合・終了、合格発表、入学手続きの締切です。書類や受験料の期限が別ならそれも分けます。この骨組みがあれば、あとで印刷や共有の形を選べます。付き添いや手続きの分担は共働きの段取りで説明します。

本番までのあいだに実際に使ってみて、比べ方が足りなかったと感じた点が出てきたら、この表を直します。

よくある質問

無料の表を使うだけで足りる?

必要な項目が揃い、家族に渡す方法も決まっていれば足ります。Z会には手書きとExcelの無料シートがあります[4]。既存の見本の日付を転記せず、出願先の最新年度で埋めてください。

スマホで見たいならアプリだけ?

表計算ファイルも対応アプリやブラウザで見られます[1][3]。外出先で必要な時刻がすぐ読めるか、実際の画面で試して選びます。

PR|自社ツールの紹介

紙でもスマホでも読む予定表を作る

hitomeruは無料・登録不要で、入試回ごとの日時を手入力します。A4横のPDFを印刷でき、家族には保存用URLか閲覧用URLを渡せます。学校の日程は各校の募集要項で確かめてください。

  • 無料・登録不要
  • スマホとPCで使える
  • 2027年入試専用

出典

  1. Microsoft「Excel ブックの共同編集を使用して同時に共同作業を行う」 https://support.microsoft.com/ja-jp/excel/get-started/collaborate-on-excel-workbooks-at-the-same-time-with-co-authoring (2026年9月27日確認)
  2. Google「スプレッドシートの書き出し」 https://support.google.com/docs/answer/9330963?hl=ja (2026年9月27日確認)
  3. Google「Google ドライブのファイルを共有する」 https://support.google.com/googleone/answer/2494822?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja (2026年9月27日確認)
  4. Z会「受験準備に役立つツール」 https://www.zkai.co.jp/z-navi/post-7989/ (2026年9月27日確認)
  5. コクヨ「マグボ・マット」 https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/wb/board_mgmat/index.html (2026年9月27日確認)

更新履歴:2026年9月30日 公開/2026年10月3日 楽天市場の商品へのリンク(広告)を追加/2026年10月4日 「気になって調べた」書き方に直した/2026年10月15日 比較する5つの道具の挿絵を追加